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船橋整骨院BLOG
- 首(頚部)が痛い時にやってはいけないこと
- 2025/03/14
前回は腰(ぎっくり腰)、膝の痛い時にやってはいけないことをお伝え致しましたが、今回は頚部(首)の痛い時にやってはいけないことをお伝えしてゆきたいと思います。
一般的な多くの頚部の疾患には、頚椎症、頚椎捻挫(むち打ち症)、頚椎椎間板ヘルニアなどがあります。
頸椎症や頚部椎間板ヘルニアと近い疾患は、頚椎症性脊髄症 頚椎症性神経根症などがあげられます。
頚部の脊髄神経から出てきたところで圧迫されると上肢に症状が出ますが、頸椎症性脊髄症の場合中枢神経を圧迫してしまうので手と足、ひどい場合膀胱直腸障害まで症状が出る場合もございますので、注意して下さい。
同じような症状を出す疾患の中でも、後十靱帯骨化症(難病指定)、黄色靱帯骨化症(難病指定)、頸部嚢胞は手術対応の疾患になります。
頸椎が痛い場合それぞれの疾患により、やってはいけないことの違いはありますが、極端な違いはないので多くの疾患に当てはまるやってはいけないことをお伝えします。
①上空を見上げるときや、うがいをする時のように首をそらし
て上を向く姿勢
②スマホ、パソコン、読書、新聞、パズルのような手元で
長時間下を見るような姿勢。(スマホとパズル内容は違い
ますが、首の角度はほぼ一緒なので注意)
③バレーボールやバスケットボールのようにジャンプの多い
スポーツ(頚部の重さが直接首に掛かります)
④ラグビーやアメフトのようなコンタクトスポーツや
リミテッドコンタクトといわれるサッカーなども
頚部への衝撃をうける場合がございますので注意して下さい
阪神の赤星選手はヘッドスライディングの衝撃で頚部を痛め
たと聞いたことがございます。
⑤電車等の乗り物で、長時間座った状態での睡眠
⑥枕を使わない、または高すぎる枕を使用する。
などがあげられますが、①~⑤は注意や制限により改善が可能ですが、⑥は寝ている時間の中でどの姿勢が多いかなどで大きく変わり、睡眠中は自分の姿勢をコントロールできない為改善させるのは難しい場合もございます。
枕の高さを調節して作った枕もどうしても合わず、使ってないなどとおっしゃる方も中にはおりますので、高さ調整をしただけでは解決しない場合も多々あるようです。
いろいろお伝えしましたが、長時間同じ姿勢をしないことが重要になります。
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