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船橋整骨院BLOG
- 痛みのある時にやってはいけないこと
- 2025/03/08
今回は、痛い時にやってはいけないことを各部位によってお伝えしてゆきたいと思います。
最近寒い日も多いせいか、ぎっくり腰(急性腰部捻挫)や大きな原因もないのに急激な膝の痛みを訴えご来院される方が多いように思います。
もし急な痛みが出た時にやっていないを腰部からお伝えします。
ぎっくり腰(急性腰部捻挫)
~起き上がりや動きが極端に痛い方~
①湯船に長時間はいる
湯船=患部を温める、は触診してみないとはっきりとしたことが言えませんが、急な腰痛や急な各部位の痛みの場合炎症を伴い熱感がある場合ご多く温めてしまう事により悪化する場合もございます。
転倒したりして手首や足首を捻挫した場合アイシングするかと思いますが、腰部も熱感を伴っている場合は温めない方が良いので、専門家に確認してもらうことができないようであれば、入浴を避けた方が安全かと思います。
ですが最近は冷える日も多いので、シャワーだけでは身体自体が冷えてしまい難しいようであれば短い時間で入浴されるのはしょうがないかと思います。
状況に合わせ柔軟に対応して下さい。もし、その際の入浴中あきらかに腰部の痛みが軽減するようであれば、そのまま入浴しても良いかと思います。
②長時間の同じ姿勢
ぎっくり腰(急性腰部捻挫)は、筋・筋膜の捻挫(部分損傷)、急激な椎間板への負荷による炎症、腰部の椎間関節のゆがみ、などいろいろゆわれております。
ぎっくり腰(急性腰部捻挫)で強い痛みの場合、痛みが強すぎていろいろな腰部のテストをすることも正直できないことも多いので、動きと触診で判断しないといけないので、実際何は分かりずらいのが本音です。
ですが多くの患者様を触診した時の共通点は、筋スパズムが強く起こっていることです。
筋スパズム=筋収縮が持続的に起こっている状態。
言葉に置き換えるのが難しいのですが、ふくらはぎや足の裏など攣ったことがあるかと思います。筋スパズムはその攣った状態よりももう少し軽いのですが持続的に続いている状態です。
この状態ですと、脚が攣っている時に無理やり動かすと痛いように、体幹を動かすことにより強い痛みが誘発されます。
単純に上半身の構造をみてみると、腰部から一番遠いところに5~7Kgある頭がありその下に腕があります。
腕も4~6kgぐらいあり、前方に腕を出しながら立つのと、体幹のすぐ脇にある状態で立つのでは大きな違いがあります。
椅子などから立ち上がる際には必ず前屈しないと人間は立ち上がれない為、その前屈した瞬間に大きな痛みが出てしまいます。
ちょっと話がずれましたが、このように立ち上がる際に大きな痛みが出てしまう為、ぎっくり腰で強い痛みのある方は座りっぱなしの状態や寝たきりの状態が長く続き筋肉が固まってしまうという悪循環になってしまいます。
腰部の痛みは強いかもしれませんが、ぎっくり腰の際はできる範囲での日常生活を送ってもらうことをお勧め致します。
腰に良い姿勢だからといってもその時間が長く同じ状態が続けば悪くなってしまいます。
③アルコールの摂りすぎ
炎症時にアルコールを摂りすぎると、同時に糖も多く摂取してしまい血糖値も上がってしまう為に自然治癒力での炎症を抑える効果が薄れてしまい結果痛みの軽減が遅くなってしまいます。
また、アルコールによって多く利尿してしまう事により脱水状態になると循環も悪くなり早期の痛み軽減には良くない場合が多いです。
膝の痛みの場合
膝が痛くなる傷病・・・変形性膝関節症、半月板損傷、内・外の靱帯損傷、前・後十字靱帯損傷、ジャンパー膝、オスグッド・シュラッター、鵞足炎などが大きく分けて御座います。
転倒、衝突以外は、ご年齢と運動量によって傷病の予測がたてられます。
やってはいけないこと
①過度の運動・・・運動で膝を痛めることが多いのでさらに
運動を多くしてしまう事は悪化の原因に
なります。
②痛みの放置・・・膝の組織の損傷悪化の原因となります。
③誤ったストレッチ・・・早期に治そうとの思いから誤った
ストレッチや過度のストレッチを
してしまうこと。
④膝を深く曲げる・・・しゃがんだ状態での草むしりなど
深く膝を曲げさらに荷重をかける
ことにより、悪化してしまいます
⑤誤ったリハビリ・・・傷病によってリハビリの内容は変
わります。運動、ストレッチ、
固定など人それぞれです。
筋力低下が痛みの原因だけではあ
りません。
⑥合わないサポーター・・・すべての損傷を賄うサポーター
はありません。
テレビや宣伝などは、多くの人に見てもらわないと意味がないので、多くの方にあてはまるような話が多く出てくると思いますので、自分の痛みと思ってしまうかと思いますが、人それぞれ筋肉量、生活習慣が全く違うのでそれぞれのリハビリがあります。
当院では、その方の生活習慣、気持ち、考え方に合わせ受傷後のケアをお伝えしていきます。
是非、痛みでお悩みの方、長くリハビリをしている方は、ご来院をお待ちしています。
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