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船橋整骨院BLOG

トレーニング(運動)とストレッチの違い
2022/06/03
皆様は運動と、ストレッチの違いをご存知でしょうか。

実は、運動とストレッチの違いは、わかってない方がとても多いのです。
今回はわからない方や曖昧になってる方達にお伝えをしていきたいと思います。

まずは運動です。痛みをとっていく過程で運動をして筋肉をつけていくことにより痛みが軽減される、
筋肉が柔らかくなると思われている方も多いのですが、状況によりますが炎症を起こしているような場所
に対して筋トレをしても痛みは取れにくい場合が多いです。
その場合安静にして、アイシングや固定なども必要だと思われます。

筋肉の柔軟性も毎日同じ場所の筋肉をトレーニングしても硬い筋肉になり柔軟性のある筋肉にはなりません。
極論ですが、トレーニングで筋肉が柔らかくなるのであれば山登りをした後の足の筋肉は柔軟性に富んだ強い
筋肉になっているはずです。
ですがそんなことはなく、硬く疲労して痛みや力も入れづらく膝が抜けるような感じなった経験はございませんか。
日によって体調に違いもありいつもよりできないなどの感覚がありましてら、無理せずに量を減らすかやめるかに
して下さい。
昔のような根性論は良くないことも多いので、ご自身の体調に敏感になってトレーニングをして下さい。
この時期は熱中症などもありますので、無理なトレーニングは避けて下さい。

筋肉を大きくさせたり、筋力アップさせたいと思うことが逆に筋力低下につながる事もございます。
気合ではなく、正しい知識とエビデンスを確認しトレーニングを行って下さい。

栄養部分も筋力アップには大切な要素になりますので、出来ればトレーニング、運動の前後はタンパク質を
多く摂れる食材などを選んで食事して頂けると効果的に筋力アップにつながります。運動選手はよくプロテイン
などと言われるものがそれにあたります。
これも知識とエビデンスによる大切な要素です。
材料がない状態で一生懸命職人さんが家を建てようとしても、家は建ちません。
栄養もしっかりと考えて摂って行きましょう。

ちょっと脱線しますが、タンパク質(プロテイン)はそのままでは体内には吸収出来ず、体内で消化されアミノ酸
と言われる物質に変化され体内吸収されます。よくアミノ酸飲料などと書かれている商品はタンパク質を分解した
アミノ酸が飲料水などに含まれ分解せずに吸収できるので、タンパク質よりは吸収までの時間早いなどと一般的には
言われております。(諸説あります)

そのアミノ酸ですが、よく見かけるのはBCAAと表記されている商品ですが、そのBCAAは飲みやすくよく商品化
されてますが、内容にちょっと問題があります先ほど建設関係での例えをしましたが、BCAAを建設現場で例えると
現場監督と運搬用トラックはあるけれど、建設材料がないような商品になります。

必須アミノ酸とは9種類あり イソロイシン ロイシン リジン メチオニン フェニルアラニン トレオニン トリプトファン 
              バリン ヒスチジン

BCAAとは、バリン ロイシン イソロイシンであり 役割としては筋タンパク質合成促進 筋タンパク質分解抑制 筋損傷軽減
であり、筋肉増加の指令はだすけれど、材料がない状態なので食事などでタンパク質を多く摂られている方にはよいのですが、
あまり食事でタンパク質を摂られてい方は思ったより筋肉量が増加しません。

であれば、EAAという表記のアミノ酸を選んでいただければBCAAと材料になるアミノ酸も含んでおりますのでEAAの
方が筋肉量アップには良いかと思われます。ただ、粉末のEAAは非常に匂いが強いので嫌がる方も多いと聞くことがございます。
飲料に混ぜてしまえばそんなに気にならないと思います。

テレビでよく見る松本人志さんの体は20年前に比べると別人のような体になっていると思われますが、うわさでしかないですが
プロテインをよく飲んでいると他の芸人さんが言っているのを聞きます。
やはりタンパク質をよく摂取すると筋肉肥大には効果的なのかと思います。

間違えていただきたくないのが、タンパク質(プロテイン)を飲めば筋肉量が増えると勘違いされている方がいらっしゃいますが
運動をしないとプロテインでけ飲んでいても筋肉量がアップすることはありません。

運動をして筋肉に刺激を与えることにより筋肉が肥大して筋肉量が増えます。この時、筋肉の材料であるタンパク質(アミノ酸)
が血流に多く流れていると、筋肉量がさらに増加することになります。イメージですが、トレーニングだけで一年間やられた場合
筋肉量が2倍になったとした場合、タンパク質(アミノ酸)を効果的に摂りながらトレーニングを一年間やると2.5倍になるような
感じです。(数値は分かりやすくしてあります。)
是非運動をしてより効果がでる食事や補助食品を検討してみて下さい。

 次はストレッチ(静的ストレッチ)です。ストレッチは運動の真逆で、筋肉を伸ばし柔軟性をつけることが目的になります。
負荷が掛かった状態で筋線維を縮めるのがトレーニングまたは運動で、その逆に筋線維を伸ばすことがストレッチ
になります。単純に言えば筋肉を伸ばしているだけなので、ストレッチ中に呼吸が乱れたり、心拍数が上がるようでしたら
それは間違ったストレッチをしているかもしれません(静的ストレッチ)

逆に運動をしているようでも心拍数の変化や呼吸の変化もないようであればそれは運動ではないと思われます。
この暑い時期の運動であれば5分10分運動をするとしっとり汗ばんでくると思われます。冷房の中であれば別ですが。
それに対して、ストレッチをしていて汗ばんでくるようであればもしかするとストレッチ(静的ストレッチ)
ではないかもしれません。

街で見かけた商品ですが、どう考えてもゴム繊維みたいのようなものを力を入れて伸ばす運動に使うような説明が書いてある商品
なのに商品名はストレッチバンドでしたので混乱してしまいますよね。
単純に上記に書いたように心拍数や呼吸数などがストレッチと運動の区別にもなるので、ちょっと感じてみてください。

ストレッチには多くのやり方のその人それぞれの体の硬さがございますので、無理に説明通りのやり方をしてしまうと
逆に痛めてしまう方も多くいらっしゃるので、無理なくご自分の伸ばせる範囲でストレッチは行って下さい。
筋肉にも生理的現象があり、あまり強く最大身長させてしまうと反発作用起こり筋収縮してしまうので気を付けて下さい。
もう一つ、筋肉の損傷部位を中心に中枢側と抹消側の筋肉は緊張(硬く)なりますのでやり過ぎには本当に気を付けて下さい。

当院にも全身ストレッチコースがございますので、もしご自分で出来ない方、ご興味のある方はご予約してみて下さい。
宜しくお願い致します。


八千代台東の駅前から徒歩2分にある船橋整骨院までお越し下さい。
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