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船橋整骨院BLOG

エコノミークラス症候群(肺血栓塞栓症)防止ケアと運動
2024/01/26
今年は、新年から能登の震災に始まり、その関連による飛行機事故など大変な思いをされている方も多いかと思います。

震災の専門家の中には今度は神奈川県や千葉県に起こる可能性が高いなどと分析されている方もおられるので、いつ起こってもおかしくはないのかなと思います。

患者様と震災の話になった時よく話すのが、千葉県は海と川に囲まれた県なので、橋に重大な損傷が起こった場合、救援物資や救援隊などの到着に大きな時間とコスト、最悪の場合運べないなどつい考えてしまいます。

地下鉄は強いなどと聞きますが、千葉に地下鉄で他県から入ってる路線て調べてないのですが、都営新宿線?もしかして川を越えるときはもしかして橋?などと患者様と雑談するときもありました。
その時は、精鋭部隊の習志野駐屯地の方々に活躍して頂くしかありませんね。


話がそれましたが、今回は「肺血栓塞栓症」の話をしていきたいと思います。

血液はそもそも固まりやすく、血液に流れがなく停滞してしまうと凝固(血栓)ができてしまいます。その固まった血栓が肺に戻ってきたときに肺動脈に詰まる病気のことをです。

長時間座っていると下腿部の血液の流れが悪くなってしまい血栓ができてしまうので、飛行機の移動や震災などで避難された方は動くことができず長時間座位姿勢になってしまう為、「肺血栓塞栓症」になってしまう方も多いのです。

避難所生活が嫌で車で生活している方もよく「肺血栓塞栓症」になってしまう方も多いですね。

ただ、専門学校の病理学の先生は、違う視点でみると下肢にできた血栓がもし肺にとどまらず、そのまま体に循環した場合、脳に流れてしまう確率が上がり脳梗塞が多くなるから、肺は網の役割をしているなどとおっしゃる先生もおりました。

肺血栓塞栓症が軽い場合無症状の方もおられます。長時間仕事でパソコン作業をしておられる方は気づかないうちに、軽度の肺血栓塞栓症になっている方もおられるかもしれませんね。

長時間の座位姿勢は、内科疾患にも筋肉的なものにも良いことはありません。以前このサイトのブログの中にもお伝えしていたかもしれませんが、腰部に掛かる負担は立位を基準にした時と比べると、1.4倍~1.5倍になります。

しかもこの数字は、股関節90°で体幹が垂直の場合です。パソコン仕事をやられている方はだいたい前屈みになっている為、約2倍近く立位時より腰部の負担は上がります。

ボーリングの球を持った時のことをイメージしてみて下さい。長い時間球をもっている時の前腕部の角度は地面に対して垂直になっていると思います。

頭部も結構重いので、体幹の一番上についている頭を座位の場合、腰部が軸となり体幹全体を支えるので腰部の筋緊張は立位よりも増してしまうのです。


ですが座っていると脚で身体を支えることは無くなるので脳に感じる疲労感は軽減しているように感じるはずです。ですが腰部は休むことができず、体幹を支え続けなくてはならない為、筋緊張を起こし、その緊張が神経を圧迫し痛みやしびれにつながってしまいます。

腰部の痛みを訴えてご来院して頂いた患者様で腰部筋肉の筋緊張が診られない患者様をほとんどいないかと思います。

よく最近言われている骨盤のゆがみはない人も、痛みを訴えていらっしゃる方や、明らかにゆがみがある方でも痛みを訴えない方もいらっしゃいます。

筋肉の量と硬さは重要な役割をしているので、運動とケアは両方同じぐらい行って下さい。

今回テーマのエコノミークラス症候群もそうですが、以前ブログのテーマでもある高血圧も運動することにより改善方向に向かうことは多くあります。


小さい血栓の場合は無症状の方も多いみたいです。血栓がある程度大きくなると梗塞を起こす部分も大きくなり息苦しさ・息を吸うときの胸痛・冷や汗・失神・動悸などの症状が現れることがあります。

また、肺血栓塞栓症の直接的原因である深部静脈血栓症の症状として、下肢の腫れ・下肢の痛みがあります。特に片脚にこの症状が出た場合は、深部静脈血栓症の可能性が高くなるようです。

長時間にわたって同じ姿勢を取らず、脱水を起こさないよう適量の水分を取りましょう。

血栓症のリスクが高い場合は、予防的に薬による抗凝固療法を行いましょう。

飛行機移動やどうしても座位姿勢が長くなってしまう場面もあるかと思いますが、うまく時間を作って頂きふくらはぎ(足首)などをよく動かし下腿部の血液循環を良くしてください。

八千代にある接骨院です。八千代市の患者様がやはり多いですが習志野市や千葉市花見川区在住の方もお待ちしております。
八千代台駅前ユア・エルムに隣接した場所になります。京成サンコーポの1Fの商店街です。
八千代台駅ロータリーからまっすぐ歩いて来ていただけるとすぐの場所です。

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