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船橋整骨院BLOG

膝の痛み「関節リウマチ」
2023/04/12
膝の痛み8つの中の一つ「関節リウマチ」についてお伝えしていきたいと思います。


⑧関節リウマチ

関節リウマチは膝だけに起こるものではないのですが、膝の痛みとして可能性のあるものとしてお伝えしておきます。

関節リュウマチとは、自己免疫疾患➡免疫の異常により、自分の身体の一部を自分のものではないと勘違いをおこし、これに対する抗体をつくって反応を起こしてしまいます。関節にある滑膜という関節液を作る組織にリンパ系細胞が集まり反応が起こってしまいます。この反応により滑膜はさまざまな破壊物質を作ってしまい、この破壊物質が自分の軟骨や骨を破壊してゆきます。

進行してしまうと関節が固まったり、変形を起こしたりし最終的には関節が破壊されます。変形をし破壊されつくすと炎症はおさまります。

原因などは不明ですが、遺伝的な要因・細菌やウイルス感染・過労やストレス・喫煙など考えられてはいます。

統計的には30~50代の女性が多く男女比では5:1ぐらいの割合だという文献もございます。

症状ですが、関節周囲のこわばり特に朝に起こることが多く関節は熱感をもち腫れが観られます。手首や指の付け根、特に第2関節に多く観られますが、
足の指や足首、肩、肘、膝、股関節などさまざまな関節で症状が出ます。左右対称に症状が出たりすることも特徴の一つです。


ご高齢の方で指の第一関節の痛みや変形は、へバーデン結節とゆわれるもので関節リウマチではないことが多いです。10本の指全てにへバーデン結節で変形をされている方も、変形している間は痛みがあったみたいですが変形し終えてしまうと痛みは消失したみたいです。使い勝手も特に苦にならずに普通に使えるようです。


リウマチは関節だけに起こるものではなく、肺や目、心臓、腎臓などにも影響を起こします。リウマチには活動期というものがあり、その活動期には身体のあちこちに症状が出やすく微熱・体重減少・貧血・目や口が乾いたり息切れ、倦怠感などを感じる方もおられます。


関節リウマチは外傷的なものではないために、診断としては血液検査が必要で「リウマトイド因子」が陽性である場合が多いのですが、これも確定診断ではなくリウマチの患者さんでも30%ぐらいの方は、陰性の結果が出るようです。

他の診断方法としては、X線診断や滑液を検査する診断方法があります。

関節リウマチは、体内で炎症を起こさせるサイトカインと呼ばれる物質が異常に作りだされたり、免疫の働きが異常に活発になってしまうことで関節の痛みや腫れ、その後、骨や軟骨などを破壊していくと考えられている為、薬剤としてはサイトカインの産生を抑える薬(サイトカイン阻害薬)や、T細胞と呼ばれる免疫細胞の異常亢進を抑える薬で、関節の破壊を抑えてます。

関節リウマチの薬剤としては3段階ぐらいのステージがあるようです。


朝の手のこわばりや、倦怠感、数か所の関節痛などがある場合血液検査をされた方が良いかと思います。

八千代市にある接骨院です。整形外科・接骨院・整骨院・鍼灸など通院されている方も多いかと思いますが、セカンドオピニオンとしてご来院して頂けると幸いです。
八千代以外にお住みの方、習志野や千葉市花見川区在住の方もお待ちしております。八千代台駅前ユア・エルムに隣接した京成サンコーポの1階商店街にございます。

八千代台駅ロータリーからローソンを左手にまっすぐ歩いて来ていただけるとすぐの場所です。




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