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船橋整骨院BLOG
- ビタミンについて(脂溶性)
- 2022/09/08
今回は脂溶性のビタミンについてお伝えしてまいります。
健康ブームの現在、サプリメントなども多く摂取されている方も多いかと思われますが、つい多く摂取しても問題ないビタミンと過剰に摂取すると体に蓄積されてしまいあまり良くないビタミンがあります。
蓄積されてしまうビタミンは説明書通りの用量をお守りください。
蓄積されてしまうビタミン=脂溶性ビタミン
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ビタミン A・Ⅾ・E・K の4種類があります。
脂溶性ビタミンとは水に溶けにくい為、尿に排泄されることなくすぐに体内で使われなかったものは肝臓で貯蔵されます。脂溶性ビタミンをより吸収させるには油を使用した調理をされると吸収率が上がり効率よく摂取できます。
ビタミンAは、緑黄色野菜やレバー・うなぎなどに多く含まれ、
目の健康を維持する効果や皮膚や粘膜を正常に保つ効果また動脈硬化などを予防する効果があります。ビタミンAが不足すると視力低下などの目に関する悪影響がありますので気を付けて下さい。
過剰症には、食欲不振・悪心・嘔吐・脱毛・発疹などがございます。
ビタミンDは、魚介類や干しシイタケ、キクラゲなどに多く含まれ、紫外線によって体内で合成できる唯一のビタミンです。
作られてビタミンは肝臓に貯まり、体内で活性型ビタミンDの変換されます。
なぜビタミンDが大切かと申しますと、カルシウムなどの補助食品を多く飲まれてる方がおりますが、カルシウム自体は体内に吸収されづらい栄養素で
100mg摂取しても、何もしない状態だと約20mgぐらいしか体内に吸収することはできず、ほとんどが尿に排泄されてしまいます。
よりカルシウムの吸収を高めるには、紫外線を浴びることによりビタミンDが生成されカルシウムの吸収を増加させてくれます。
運動し紫外線を同時に浴びることにより、20mgだったものが約60mgぐらい吸収できるととも言われております。
シミの原因ともいわれておりますので、紫外線を嫌がる方も多いかと思いますが悪いことばかりではないのでうまく紫外線対策をして頂けると良いかと思います。
過剰症には食欲不振・頭痛・口喝、血液中のカルシウム濃度が高くなり腎臓や血管にカルシウムが沈着したりします。
ビタミンEは食物油や種実類などの食品に含まれる抗酸化作用を持つビタミンです。抗酸化作用によって様々な病気の原因になる活性酸素から体を守ります。
ビタミンEは脂溶性ビタミンなので体内に蓄積されますが、あまり過剰症を起こしにくいです。
ビタミンKはレバー、チーズ、納豆や葉野菜に多く含まれるビタミンで、血液を凝固させるための物質を作る時に欠かせない栄養素で「止血のビタミン」とも呼ばれております。
ご存じの方も多いかと思われますが、血管が損傷し出血した場合、まず最初に血小板が止血をはじめ、次に血液中の凝固因子と呼ばれるタンパク質が止血します。この二次止血にビタミンKが大きくかかわっております。
骨にカルシウムを沈着させる働きもあり、骨粗鬆症を予防する効果もあります。
ビタミンKは食事からも摂取できますが、腸内細菌からも合成することができ体内で体に必要な量の半分を合成されています。
簡単ではありますがビタミンの事をお伝えしましたが、人間の体には必要なものが多くあり、欠けても、摂りすぎても良くないことがおこるので、なんでもバランスが必要なのだとつくづく思いました。
痛みも筋緊張からのバランスが崩れた場合におこりますので、筋肉をほぐすこともよくやっていきましょう。
骨は勝手には動きません。骨を引っ張って歪ませいるのは筋肉です。
当院では筋肉をベースに考えていきますので、何か困っておられる方はご来院お待ちしております。
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